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<<   作成日時 : 2014/04/05 05:05   >>

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教育到達度を国際的に研究する機関として国際教育到達度評価学会(IEA)という機関があります。この学会は非営利の国際学術研究団体です。

文部科学省のホームページにも「もともとこのIEAの調査は、文化・社会・経済などそれぞれ異なった背景の下で、各国における教育条件と学習到達度との関係を研究するという目的で行われたものであり、必ずしも到達度そのものの優劣を比較するという意図を持つものではなかったが…後略」と記されています。

私は教育の優劣を比較することはへんだと思います。もともと個人の能力を一面的な方法で数値化し比較しようという考え方が教育の世界にはそぐわないと思うからです。なぜなら人間としての価値は人それぞれだからです。

ましてや文化も言語も違う外国と教育の優劣をつけようとすること自体が無謀だと思うのです。

ところがこれをやっている機関があります。OECD(経済協力開発機構)という機関です。主として先進国を中心に34ヶ国で構成されています。

外務省のホームページによりますと「1948年,米国による戦後の欧州復興支援策であるマーシャル・プランの受入れ体制を整備するため,欧州経済協力機構(OEEC)がパリに設立されました。その後,欧州経済の復興に伴い,欧州と北米が対等のパートナーとして自由主義経済の発展のために協力を行う機構としてOEECは発展的に解組され,1961年に経済協力開発機構(OECD:Organisation for Economic Co-operation and Development)が設立されました。」と書かれています。

主たる目的が自由主義経済の発展なのです。

そしてその機関が実施する学習到達度調査がPISAというテストです。
PISAでは15歳の子どもを対象に読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの三分野について、3年ごとに本調査を実施しています。

この調査がマスコミによってかなり取り上げられ,その国別順位に一喜一憂しているのが現状です。

私は毎回,この調査結果が報道されるたびに暗い気持ちになります。つい先日も2012年の調査結果の報道があっていやな気分にさせられました。

PISAの調査の観点はあくまで自由主義経済を発展させられる人材を育てる教育をしているかどうかであり,国民一人一人を幸福にし,物質的豊かさではなく精神的な豊かさにあふれた生活ができるようにする能力を調べるものではないのです。

教育関係者までもがPISAの結果に一喜一憂する姿を見ていると,日本の教育はこのままでいいのだろうかと危惧を抱かずにはいられません。

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