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zoom RSS 隔離することが教育か?

<<   作成日時 : 2014/06/19 20:59   >>

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日本中がサッカーで浮かれている間に,日本の国は嫌な方向にどんどん向かっているみたいで,とても不安になります。

 集団的自衛権もそうですが私にとって大問題だと思うのが,あの市長が打ち出した問題児を隔離して指導するという政策です。『まじめにやっている生徒が馬鹿を見ないようにしたい。』と,市長が言っていましたが,私はそれは違うと思うのです。

 問題児と言われる子の多くは社会性が未発達で,集団の中でなかなかうまく行動できない特質があります。そういう子どもの社会性を育てられるのは教育現場,学校しかありません。そして教科指導よりそういう社会性を育てる指導こそが人を育て社会全体をよくしていくのです。

 ところが今の教育現場は違います。教科指導に追われ受験に追われ,学力向上の名の下に学業不振児はふるい落とされていく傾向にあります。ダメな子は努力しないあなたが悪いと言って自業自得とばかりに切り捨てていきます。

切り捨てられた子はおもしろくありませんから,問題行動に走ります。こうなると力のない指導者は自分の指導力不足を棚に上げて叱ることしかしません。罰を与えてでも懲らしめてやろうとします。それが教育なのだと誤解しています。

 『やればできる』…とよく言います。教師の中にもそういういい方をする人が多いです。でもやってもできない子はいます。どんなに頑張ってもできないものはできないのです。だから私はこういういい方をします。『やればできることはある』そしてできることを見つけてあげるのは指導者の責任なのです。

 ところが今回の政策は問題児と呼ばれる子どもがなぜ問題行動をするか,どうしたら社会性を身につけながら問題行動をしないようにさせられるかという視点ではなく,とりあえず問題のある子は排除していくという排除の論理なのです。この話を聞いたときは私は怒りました。

 教育のなんたるかを知らない素人が教育政策をやるとこうなるのだという見本のような政策です。この政策によって隔離されていく生徒のことを思うといてもたってもいられなくなり,この文を書いておくことにしました。


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