オルタナティブスクール『SECRET BASE』

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<<   作成日時 : 2017/07/07 06:15   >>

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 「そんなことをする子は○○小学校の子どもではありません。」現役時代に実際に聞いた言葉です。先生が発した言葉です。
 巷でも「○○な人はこの会社には要りません!」「そんなヤツはこの国から出て行け!」などという言葉が多く聞かれるようになったと思います。
 そんな言葉にやりきれない思いを感じていたのですが,つい先日は一国の首相が「こんな人たちに云々…」と選挙応援で叫んだというニュースが流れました。

 言うことを聞かない子を排除するような言葉かけが,異端を排除する今日の風潮を招いたと言ったら言い過ぎでしょうか?私は,学校に行かなくなったり,家の中に引きこもったりする人たちがたくさんいるのも,こうした風潮が原因の一端ではないかと思うのです。

価値観の多様化に伴い,子どもの成長や行動も一様ではなくなりました。また経済的な格差が様々な能力の差に表れるようになりました。しかし,学校はあまり変わっていないように思います。教育制度そのものをもう一度見直す必要があるのではないでしょうか?

 まずは夜型生活の子どもたち。親が夜の仕事で帰宅が深夜になってしまうという場合,子どもだけ先に寝ているという生活は相当難しいです。防犯上も問題があります。親子で過ごす時間を確保しようと思ったら,子どもも必然的に夜更かししなくてはならないのです。そして,朝は遅くまで寝ているのはしかたの無いことです。だけど学校には行かなくてはならない。こうした原因から不登校になるケースもかなりあります。深夜徘徊する子どもたちにもこうした生活をしている子どもが少なくないと思われます。

 もし,こうした状態に対応するのなら24時間型の小学校や中学校,もしくは寄宿制の学校が必要なのです。私が勤務していた学園は寄宿舎がある小学校でしたが,健康課題のある子が対象でした。でも,夜型生活をせざるを得ない子どもたちのためにも,そういう学校が必要なのではないかと思い続けてきました。そういう学校が制度化されないかなと心から思います。

 そして集団生活になじめない子どもたち。みんなと一緒のことを一緒のペースでやることに苦痛を感じる子どもは結構いるものです。こういう子どもたちを,わがままな子と一言で片付けてしまう風潮があります。親のしつけがなっていないと親の教育のせいにする傾向もあります。しかし,生来,集団になじめない子は結構いるのです。
 特別支援教育という教育があります。従来の障害を持った子どもたちに対応する養護学校や身障学級などと違い,特別な支援を必要とする多様な子どもたちに対応するためになされる教育であると私は聞かされてきました。実際,特別支援教育導入時には指導主事が説明に来てそう説明したと記憶しています。しかし,蓋を開けてみたら,ただ名前が変わっただけだったと思わざるを得ません。問題行動の多い子どもや周囲とうまく強調できない子ども,そして学校に来られない子どもなど様々な課題を持つ子どもは特別支援されないのでしょうか?教育課題別学級やきめ細かな個別指導など制度として確立できないものでしょうか?
 私はオルタナティブスクール『SECRET BASE』を始めるときに「教育界のスキマ産業」を目指すと言ってきました。しかし,最近は教育界のスキマがどんどん大きくなっているように思えてしかたがありません。

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